皆さんはNetflix(ネットフリックス)で配信中の「ゾンビランド」という映画をご存知ですか?
私がゾンビ映画にのめり込むようになったきっかけは「バイオ・ハザード」がですが、当時DVDで鑑賞したミーナ・スヴァーリ主演の「デイ・オブ・ザ・デッド」も思い出深いです。
ミラ・ジョボヴィッチ扮するアリスとは強さもキャラクターも正反対なキャラクターであるとはいえ、こういったゾンビ映画も意外と自分のツボだったりするんだなあ・・・と本作を見ていながら思いう出しました(笑)
さて、今回ご紹介する作品は、そういった意味でもこれまた新しい手法で斬新だなと感じた痛快ゾンビ・コメディです。
そんな今作の魅力をご紹介します。
「ゾンビランド」ってどんな映画?
テキサス州で一人暮らしをする大学生コロンバス(あだ名)は、謎の新型ウイルスによって次々と人間がゾンビ化していく中、街で数少ない生き残りの一人となってしまいます。
彼が両親の住むオハイオ州“コロンバス”へと向かう途中に、ワイルドなガンマンであるタハラシーに出会い行動を共にすることに。
それから、二人がスーパーで食料を調達しに行った時に出会った、生き残りの若い姉妹が加わり4人で行動をすることになるのですが、そんな4人が様々なハプニングに巻き込まれていきます。
もし現実になってしまったら?!
この映画では、冴えない主人公がゾンビに汚染された世界(ゾンビランド)で”生き残る方法”を視聴者に伝授していくという手法を織り交ぜながら物語が展開していきます。
例えば、【ルールその2二度撃ちしてとどめを刺せ】
「ゾンビを完全に仕留めたかどうかを確かめる時は、一発の銃弾をケチッちゃいけない」。
というように、”生き残る為の32の教訓”が出て来ます。
しかも、草食系でガリ勉タイプな主人公は独自のルールと様々な知恵で生き残った人間だというこうともあり、なぜか説得力があるのです!
ゾンビ映画でこういった描かれ方をした作品は観たことがなかったので、つい教訓をメモ書きしてしまいたくなるほどでした(笑)
おふざけコメディの中にしっかり描かれるヒューマン要素
ゾンビ・コメディでありながらも意外としっかり描かれていたのが、4人の人間ドラマです。
姉ウィチタに惚れてしまった主人公と相棒タハラシーが後半に繰り広げる、遊園地での姉妹救出劇も大きな見どころです!
また、姉妹が隠している彼女らの本当の素顔も見どころで、騙し合いやそれに伴うドタバタ劇なども非常に笑えて、他のゾンビ・コメディとはまた一味違っていました。
ゴースト・バスターズのあの人がカメオ出演!
今作最大の見どころは何と言っても、ゴースト・バスターズでお馴染みのビル・マーレイ(右)がカメオ出演していることです。
ツッコミどころ満載の濃いキャラクターとなっており、今ではハリウッドのトップ俳優となった彼らと大御所ビル・マーレイが、あの音楽と共に繰り広げる有名シーンの再現にも大注目です!
そして、ゾンビがとにかく速い!速い!速い!
「ウオーキング・デッド」のゾンビの速度を10段階中1とするならば、今作のゾンビは10いやそれ以上です。
コメディタッチなゾンビ映画とはいえ、全速力で襲いかかってくるゾンビたちには正直何度もヒヤヒヤさせられてしまいます。
これは、キリアン・マーフィー主演の傑作ゾンビ映画「28日後」で初体験したとき以来の衝撃でした。
まとめ
実はキャストも見どころで、ウィチタ役には『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、主人公を『ソーシャル・ネットワーク』の演技派ジェシー・アイゼンバーグが務めており、共に今作をきっかけに世界中でブレイクしたと言っても過言ではない作品です!
また、『トゥルー・ディテクティブ』ウディ・ハレルソン扮するタハラシーのクサすぎるガンマンアクションにも大注目です(笑)
本作をはじめ様々なゾンビ映画がNetflix(ネットフリックス)で配信中です!
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