Netflix(ネットフリックス)で配信中の『ヤクザと家族 The Family』は、あるヤクザの20年間を描いた作品で、現代のヤクザと過去のヤクザの違いなどを描いたヒューマンドラマです。
かなり社会性のある作品なので、一時期かなり話題になりました。
そこで今回は、『ヤクザと家族 The Family』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します!
『ヤクザと家族 The Family』のあらすじ
1999年、19歳の青年である賢治は、地元でも有名な、金髪で暴力的な男でした。
彼は幼くして母を無くし、残った父も覚醒剤の過剰摂取で無くなってしまいました。
身寄りがなくなった賢治は、腹いせに偶然みつけた覚醒剤の売人を殴り飛ばし、金と覚せい剤を奪って覚醒剤を海に捨ててしまいます。
しばらくして賢治は、自分の母親代わりである愛子が働く食堂で、柴崎(舘ひろし)というヤクザに出会います。愛子の無くなった夫はヤクザであり、柴崎はその仲間だったのでした。
賢治が柴崎を観察していると、突然別のヤクザが現れて柴崎を襲います。たまたま機嫌が悪かった賢治はそのヤクザを返り討ちにして、結果的に柴崎を救ったのでした。
柴崎は賢治を気に入り、身寄りの無い賢治を組に誘いますが、賢治はその誘いを断ります。
しかしその後、賢治が襲った売人の上役が賢治を襲い、今度は賢治が柴崎に助けられます。
恩義を感じた賢治はヤクザになって…というのが大体のあらすじです。
数年後にいっぱしの極道になった賢治、ある事件がきっかけで投獄され出所した賢治と時代がどんどんと進み、話はクライマックスに向かいます。。。
現代のヤクザの生き様
昔はヤクザ映画の主人公がかっこよく描かれた時代もありますが、現在のヤクザはヒーローではありません。
むしろ暴対法が施行されて、ヤクザは生きにくい世の中となっています。
また、ヤクザから足を洗っても5年間は銀行口座を作れず、携帯電話すら買えないそうです。
賢治がヤクザになった1999年の段階では勢いのあったヤクザも、20年後の2019年では数も減っていて…。
なんだか物悲しい話ですが、ヤクザが必要悪であった時代は終わって、今はただの悪になってしまったのか・・・とちょっと考えさせられます。。。
『ヤクザと家族 The Family』まとめ
ということで『ヤクザと家族 The Family』をまとめると・・・
・ある青年がヤクザになり、その後20年間の生活を描いた映画
・主演は綾野剛、助演は舘ひろし
・ヤクザ映画ではあるが、「ヤクザはかっこいいワル」という内容ではなく、ヤクザの大変な生活を描いている
綾野剛の新米ヤクザ役もかっこいいですが、舘ひろしの若頭役は超渋い!
Vシネマではないため、ヤクザ映画を見慣れていない人にも見やすい作品可と思いますよ!!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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