トム・クルーズ主演「ワルキューレ」は2008年(日本では2009年)に公開された戦争映画の一つ。NETFLIXで配信中なので、気軽に鑑賞できるようになりました!そこで今回はワルキューレの見どころやポイントをご紹介します。
ワルキューレってどんな映画?
1943年、第二次世界大戦中、ドイツ国内で実際に起こったヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」を題材にしたノンフィクション要素の強い映画です。
トム・クルーズが演じる主人公クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐も実在した人物であり、現在ではヒトラーに立ち向かった英雄として知られています。
史実をしっていれば、このワルキューレ作戦がどうなったか知っている人も多いかと思いますが、映像化している作品はとてもすくなく貴重ですね!
戦争映画というよりスパイ映画
ワルキューレはヒトラーやその取り巻きを騙してクーデターを起こし、ドイツの未来を救おうという秘密作戦であり、戦車や戦闘機、爆撃や兵士同士の激しい打ち合いはほとんどありません。
秘密作戦なので全体的に「バレやしないか」という緊張感があり、同じくトム・クルーズが主演している人気スパイ映画「ミッション・インポッシブル」と少し似ています。
そのため、戦争映画好きじゃなくてもスパイ映画が好きなら楽しめる映画だと思います。
ミッション・インポッシブルとの大きな違いは「時代」と「史実に基づいている」という2点ですね。
史実を知っていても面白い!
ワルキューレ作戦がどのような結果で終わるか知っていたとしても、「ワルキューレ」は面白いです。ヒトラー自体はほとんど台詞のない脇役みたいなもので、スポットを当てているのはクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐とその周辺。
当時のドイツ軍はヒトラーのせいで極悪非道なイメージが強いですが、ドイツ軍内部で戦っていた人はこんなにいたんだ!と気付かされます。
一方で作品中に飛散しているヒトラーの鱗粉が、彼の恐ろしさを強く感じさせます。その存在感はホラー映画の呪いのようで、現在のドイツで「ナチス式の敬礼ポーズをしたら逮捕・処罰の対象となる」という法律があるのも納得できます。
トム・クルーズの魅力にあふれる作品
トム・クルーズはやはりコメディよりシリアスな映画のほうが合ってるような気がします。
驚きや緊張、強い意志などの表現力が抜群で、その存在感により良い意味で「ワルキューレ」はほぼ「トムの映画」として成り立っています。
NETFLIXでは他のトムの映画も視聴出来るので、ぜひ見てみてはいかがでしょうか?
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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