皆さんは、日本で2015年に公開され、Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信中であるバイオレンス・スリラー『パージ』をご存知でしょうか?
本作は豪華なクリエイターたちによって製作され、前代未聞の独特な世界観が魅力なスリラー映画!
人間の心理描写や人間の恐ろしさといったものを極限までに再現した作品とも言えるでしょう!
今回はそんな『パージ』続編・第2弾である本作の魅力をご紹介します。
「パージ:アナーキー」ってどんな映画?
『パージ』シリーズ最大の魅力は、「一年に一晩12時間だけ、殺人を含めた全ての犯罪行為を合法化する」という恐ろしい法律を定めた近未来のアメリカが舞台となっていることです!
“パージ”と呼ばれる日が年に一度定められた理由は…“国民の憎悪や怨嗟を発散させ、そうすることによって日常に起きる犯罪を最低限に抑えよう(治安を良くする)”という政府の意図があったからです。
・【第1弾】では…ある裕福な一軒家に迫った犯罪集団による恐怖とサバイバル劇が描かれました。
・本作【第2弾】では…ひょんなことがきっかけで、パージ当日に犯罪者の無法地帯と化した街中を彷徨うハメになってしまった街の住人たちの脱出劇や死闘が描かれています。
舞台はセキュリティー万全の家から、無法地帯の街中へ
【第1弾】では…先述のように、セキュリティーが万全に備わっているという主人公一家が暮らす裕福な家庭が舞台となっており、ある種のシチュエーション・スリラー感覚で楽しむことができ、そのためパージ当日に起きた、“一つの家庭の恐怖”が描かれていました。
しかし本作【第2弾】では…無法地帯となった街中がメインの舞台となっており、前作では知り得なかった世界が描かれ「パージ当日の外の世界は、こんなにも恐ろしい世界が広がっていたのか!」と新鮮な気持ちで楽しむことができるのです!
外の世界は思った以上に恐ろしい世界が広がっていた!
【第1弾】と【第2弾】に共通することですが、パージのもう一つの恐ろしさは、いかなる犯罪も合法になってしまうことだけではなく、パージ開始のサイレンとともに、警察・消防・緊急医療サービスなどが完全に機能停止してしまうという点です!
殺人を犯すのも家の中で身を守るのもそれぞれ自由ですが、パージが始まってから12時間は何が何でも生き延びなければならないという極限の状況下で…「善と悪」、「パージ支持者とそうでない人間たち」のドラマが繰り広げられます!
また、キャストにおいては特に第1弾が豪華陣で固められており、実力派イーサン・ホーク扮する一家の父親や、『ゲーム・オブ・スローンズ』サーセイ役で有名なレナ・ヘディ扮する母親というように、馴染みのあるキャスティングで描かれていることも魅力の一つです!
マイケル・ベイ監督×「パラノーマル・アクティビティ」製作者
本作シリーズが大ヒットした理由は、製作に携わっている人物を見ただけでも一目瞭然!
第1弾に引き続き監督を務めているのは、プロデューサーや脚本家として活躍するジェームズ・デモナコ監督。
そして製作に名を連ねているのは、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどホラー映画のヒット作を次々に生み出してきたジェイソン・ブラン。
さらには『トランス・フォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督が製作に参加していることで話題になりました。
マイケル・ベイと言ったら“アクション”のイメージが強いですが、『悪魔のいけにえ』のリブート版『テキサス・チェーンソー』やリブート版『13日の金曜日』など、ホラー映画の金字塔ともいうべき作品を復刻させどれも大成功を収めました!
そんな最強の製作陣が集結した本作は、まさにホラー映画史上最も豪華な顔合わせと言っても過言ではないでしょう!
まとめ
独特な世界観と究極のスリルで大ヒットした『パージ』シリーズ。
キャストや製作者の豪華さ、大人気ジャンルである“人間の恐怖”を描いたスリラーと人間ドラマも魅力!
第1弾と第2弾では同じ世界を共有しているものの、物語においての継続性は特にないので、それぞれ“違う角度から楽しめる”ようになっています!
よかったぜひご覧になってみてはいかがですか?Netflixで2作品とも絶賛配信中です。
ちなみに第3弾「パージ:大統領令/the Purge:Election Year」は、本作主演のフランク・グリロが続投しており、マイケル・ベイの超ド派手スケールによって過去最大のヒットを叩き出したようなので、Netflix配信もそう遠くないかも!?
コメント