今回ご紹介するのは、日本で2016年に公開されたアメリカ発のサイコ・スリラー映画。
タイトルの通り、ある人からある人への『ギフト(贈り物)』をテーマとした作品なのですが、実はこの映画、“ラストにとてつもなく恐ろしい結末が待ち受けている”と話題になった作品でもあるのです!
驚愕のどんでん返しを味わいたい方にはぜひオススメなので、そんな本作の魅力をたっぷりご紹介したいと思います。
「ザ・ギフト」ってどんな映画?
物語は、夫婦円満の生活を送っていたサイモンとロビンが、新たな生活をスタートさせるため、シカゴからLAの郊外に引っ越してきたところから始まります。
そんな二人が生活用品の買い出しをしていると、夫サイモンの同級生である男性“ゴード”とばったり遭遇。
親切なゴードに妻のロビンも好印象で、それから3人で食事をしたり、度々夫婦の自宅を訪ねてきたりするのですが、引越し祝いのプレゼントとしてくれた最初の贈り物を発端に、執拗にゴードからプレゼントを贈られ続けることになります。
そして、その『贈り物が徐々にエスカレート』していき、彼に不信感を抱き始める…というのがざっくりの内容です。
3つ目のプレゼントが不気味すぎてヤバイ!?
本作見どころの一つでもあり、視聴者にも夫婦にも「この男(ゴード)ヤバイ奴かも!?」と思わせるプレゼントがあるのですが、”3つ目は色々な意味で背筋がゾッとするような贈り物”でした!
この中盤あたりから雰囲気もガラッと変わりますので、適度な緊張感を味わいながら楽しむことができます。
ぜひ、ゴードがどんなものを贈るのかをハラハラしながら観ていただきたいですね!
また、サイコ・スリラーといっても本作はG指定で、“グロテスク”なシーンや“血が吹き飛ぶ”といったようなシーンはありませんので、それらが苦手な方でも純粋に楽しむことができます!
『パラノーマル・アクティビティ』×ジョエル・エドガートン
本作の主人公にして不気味な男性ゴードを演じているのは、Netflixオリジナル作品『ブライト』でウィル・スミスの相棒ジャコビー役を演じたことでも記憶に新しい…ジョエル・エドガートン。
『スター・ウォーズ』や『華麗なるギャッツビー』といった数々の大作に出演する実力派。
また、本作で監督デビューを果たすだけでなく、製作、脚本、主演の全てを務めるという多才ぶりを発揮しています!
さらに『パラノーマル・アクティビティ』などのヒット作を世に贈り続ける、鬼才ジェイソン・ブラムも製作に名を連ねているだけあって、ヒヤヒヤする演出や視聴者の驚かせ方が実に巧みです!
それ以上に、エドガートンの不気味すぎる怪演っぷりが、全体を通して何より印象的でした!
映画ラストの衝撃すぎる贈り物!
ゴードの贈り物が3つ目から不気味で恐ろしいものになっていくのなら、ゴードから贈られる最後のプレゼントも当然気になりますよね!?
数々の伏線を張りながら、それを徐々に回収していき、最終的に『衝撃のプレゼント(ラスト)』へと繋がっていくのですが…
取り返しがつかず色々なことを生涯考えさせられるような、そんな“衝撃の贈り物”だと言えるでしょう!
とにかくラストは凄い!恐ろしい!ヤバすぎる!と思ってしまうほどです(笑)
気になる衝撃の贈り物も結末も、ぜひ本編でお確かめ下さいね。
まとめ
ここまで本作品の魅力をご紹介してきましたが…
実は、ただ『ゴードという男の狂気』や『エスカレートする贈り物の恐怖』を描いただけの作品ではないのです!
もちろんこれらも見どころですが、本作には衝撃の“どんでん返し”がいくつか盛り込まれており、良い意味で視聴者を裏切ってくれるエドガートンの巧妙なトリックが仕掛けられていることが最大の魅力!
「実は〇〇な映画だったのか!」「実はこの人は〇〇だったのか!」と視聴者を驚かせる仕組みになっていますので、真相はぜひ本編でお楽しみ下さい!
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