重いテーマを吹き飛ばせ!「エンジェルウォーズ」

あらすじ

1950年代。精神病院に入れられ、5日後にロボトミーを受けることになったベイビードール(エミリー・ブラウニング)が、同じ精神病患者の仲間とともにファンタジーの世界へと飛び込み、人格破壊の危機を回避するための5つのアイテムを集める。

-wikipediaより引用

やだ、かっこいい///

戦う女性はカッコイイ。私、この説を何度も提唱しています。

そろそろ「戦う女性はカッコ委員会」から何かしら表彰されても良さそうな気がします。

映画「エンジェルウォーズ」は戦う女性が主人公です。この時点でカッコイイんですが、さらに輪をかけてカッコイイ要素がたくさん詰まっています。

今回はそのカッコイイ要素たちを紹介していきます。

  • 音楽がカッコイイ

この映画は音楽にものすごく力を入れています。監督のザック・スナイダーさんも「この映画は音楽でファンタジーが始まる」と言っているくらいなので間違い無いでしょう。

著名なアーティストの曲をふんだんに盛り込んでおり、日本人でも耳に馴染んだ「ビョーク」「クイーン」らが名を連ねています。映画自体がMVのようになっており、そのチョイスがどれも素晴らしいです。

  • キャストの本気ぶりがカッコイイ

ファンタジー世界でのアクションが肝となるエンジェルウォーズ。なよなよした動きではを倒せないどころか、観客を引き込めません。そのためキャストに求められたのは徹底した肉体改造。あらゆる格闘技、剣さばき、筋トレ、身のこなし、銃の扱い方などアクション映画の肝となる部分が叩き込まれました。世界で一番プロテインの似合う女優軍団の誕生です。

  • そもそもコンセプトがカッコイイ

スナイダー監督曰く「マシンガンを持った不思議の国のアリス」だそうです。

見れば納得、それ以外の例えが見つかりません。ダークファンタジーの世界で美女たちが舞い、異形の者たちをあの手この手で葬り去る姿。コンセプトから洗練されていて、思わず「あー、こんなカッコイイ映画を待っていた」とうなってしまいます。

そして現実と虚構が入り混じり、深まる謎に迷い込めば観るもの全てが不思議の国の住人となるでしょう。

 

重いテーマを吹き飛ばせ!

爽快感ある映像が売りのエンジェルウォーズですが、テーマは結構重めです。

ダークファンタジーの世界=主人公のベイビドールの妄想でしかなく、さらにその妄想を生み出しているベイビドールは娼館で売られそうになっている自分という、現実のベイビドールの妄想。言葉にするとこんがらがりそうですが、恐らく初見だと視聴中にもこんがらがるかもしれません。

ここで一つ疑問が浮かびます。精神病院という辛い環境の中で生み出された妄想が、同じく辛い環境である娼館に置き換えられたのはなぜでしょうか。妄想世界で踊ることによって、さらに深い妄想の世界に入り込むベイビードール。つまり現実世界では踊ることよりも「辛い」ことが行われている、ということが想像できます。

・・・重すぎるぜ!

アニメーションチックなコンセプトが勝つか、胃もたれしそうなテーマが勝つか。

自身の目で是非、確かめてください。

Netflixで好評配信中のエンジェルウォーズ、オススメです。

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