あなたは字幕派?吹き替え派?
友達や恋人と洋画を観るとき、ちょっとした議論になりませんか?
「映画の雰囲気を100%楽しむなら絶対字幕!」
「文字追うのに集中して内容が入ってこない!」
こうなると泥濘の戦いです。互いに譲らず、一向に映画の鑑賞ができません。
かくいう私も一昔前までは「洋画は絶対字幕!俳優の演技を堪能できなくなる吹き替えは害悪!」と息巻いていたものです。
しかし映画「ダイハード」を字幕で久しぶりに見ていた時、驚きました。
「マクレーンが・・・英語を喋っている?」
小学生の時に見ていた日曜洋画劇場では、マクレーンは流暢な日本語で喋っていました。
「イピカイエー、くそったれぇ」という映画史に残る名ゼリフが一切出てこなかったのです。理由はもちろん字幕で見たからに他ありません。
私はこの時に思いました。俳優によって吹き替えで見たいものもあると。
アクションスター「ジェイソン・ステイサム」も私の中では日本語ペラペラ。山路和弘のセクシーなハスキーボイスでしか受け入れられない体質です。
Netflixでも沢山の出演作品が配信されており、ステイサム好きな私はもちろん全て網羅しています。
そして何より嬉しいのが
ほとんどのステイサム映画が吹き替え対応していることです。
ハリウッド最強の男はメカニックでも健在
どんなに強靭なハリウッドアクション俳優だろうと、役柄によっては死んでしまう展開もあります。
あのスティーブンセガールですら戦闘機に乗って殺られてますからね。
しかしステイサムは違います。まず死にません。
負けることはあっても死ぬことはないんです。
そして死なないことに納得せざるをえないキレッキレのアクションを隅々まで楽しむなら、やはり吹き替えでしょう。
「メカニック」でも完全無欠の暗殺者を演じており、惜しみなく格闘術とガンアクションを披露してくれます。
ちなみにタイトルのメカニックとは整備士ではなく、殺し屋の事を指します。修理工のステイサムが見られると思ったんですが、いい意味で裏切られました。
依頼により恩人を殺害し、その恩人の息子と師弟関係になるという哀愁溢れそうなストーリーですが、正直ステイサムの前では関係ありません。
途中に美女とイイ感じになりますが、ストーリーには一切関わってきません。
敵もなかなか手強いですが、どう転んでもステイサムには敵いません。
ファンの方は安心してください。いつものステイサムです。
どのくらい、いつものステイサムなのか箇条書きしていきましょう。
- 致命傷を負わない
- 1時間半くらいでサクッと終わる
- 他のステイサム作品と混同していまい、一週間ほどでタイトルと内容が紐付けできなくなる
- おかげでレビューに苦労する
- ハゲてる
ご覧の通りです。安心して視聴できますね。
ただ言い換えれば、この安心感を提供できる俳優って今では珍しくなりました。
今のハリウッドには絶対的なヒーロー、超人が少なすぎます。
もっと筋肉を!もっとタフガイを!もっとアクションを!
その声に応えてくれるステイサムは最高だと思います。
もっと吹き替え対応を!
トランスポーターで一世を風靡したステイサムですが、Netflixでの配信は残念ながら字幕のみとなっています。本当に残念です。
できることなら今からでも吹き替え版を配信してもらいたいと思います。
他にもまだまだ字幕のみの配信作品があるので、対応を期待して待ちましょう。
また海外では今年の冬にメカニックの続編が放映されていますが、日本では未公開です。
来年の1月頃になれば日本でも見られるかもしれませんね。
今から予習しておいたほうがいいでしょう。いいですか「メカニック」ですよ。
どれも似ているから間違えないように!
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