シチリア系イタリア移民の家で生まれ、幼い頃から大の映画好きだったというマーティン・スコセッシ監督。
1972年に監督デビューを果たしてから、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ディパーテッド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など・・・数々の名作を生み出しています!
Netflix(ネットフリックス)にも、そんなスコセッシ監督作が数多く配信されているのでおすすめの作品をご紹介いたします。
マーティン・スコセッシ監督のおすすめ映画5選!
「ヒューゴの不思議な発明」
1930年代のパリを舞台に、スコセッシ監督の映画愛をたっぷり詰め込んだファンタジー映画で、彼が初めて3Dでの撮影に挑んだ作品でもあります。
ベストセラー小説を基に、父親が息子に残した奇妙な機械人形に隠された秘密を少年・少女が探っていくというストーリーで、『エンダーのゲーム』のエイサ・バターフィールドと『キック・アス』クロエ・グレース・モレッツの自然体な演技も魅力です。
とにかくスコセッシの映し出す映像美は圧巻で、大人から子供まで夢中になれる作品です!
「シャッターアイランド」
レオナルド・ディカプリオとタッグを組んだ作品で、犯罪者を収容する孤島にある精神病院(シャッターアイランド)を舞台に描くミステリー映画です。
孤島の病院で、一人の女性が姿を消すという奇妙な事件を担当することになった主人公。
徐々に明かされる謎やスコセッシが映し出す独特の世界観、様々なシーンには伏線やヒントが隠されており、観終わったあと2度も3度も観たくなってしまいます!
「アビエイター」
アカデミー賞11部門ノミネート、5部門受賞、ゴールデングローブ賞「作品賞」受賞、というスコセッシの傑作映画の一つ。
映画『地獄の天使』を監督したハワード・ヒューズの半生をディカプリオ主演で描いた伝記映画です。
1920年代を舞台にスコセッシが描くクラシックな世界観も魅力!
本作では惜しくもノミネートにとどまったものの、当時主演男優賞・最有力候補であったディカプリオの迫真の演技は凄まじく、それだけでなく脚本や演出も全てにおいて秀逸です。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」
ディカプリオとスコセッシ監督の記念すべき初タッグ作!
19世紀の混沌とした時代のニューヨークが舞台となり、先住民と移民の戦いから生まれたNYギャングのルーツを、アイルランド移民の青年(ディカプリオ)の復讐ドラマに託して描きます。
主演のディカプリオ以上に圧倒的な存在感を放ち、本作で悪役に扮した名優ダニエル・デイ=ルイス(『リンカーン』)の演技も見もの!!
ちなみに彼は、「アカデミー賞主演男優賞を“3度”受賞した唯一の俳優」でもあるのです!
「キング・オブ・コメディ」
『タクシードライバー』に次ぐ、スコセッシ監督×ロバート・デニーロの名作!
一見コメディ映画とも思われがちですが、スターを夢見るコメディアンの卵(デニーロ)が人気コメディアンを誘拐し・・・という妄想癖のある主人公の狂気をシリアスに描いたドラマなのです!
デニーロの怪演ぶりにも圧倒され、彼の演技力の凄さを改めて感じさせられる映画と言えるでしょう。
まだご覧になったことがないという方は一見の価値ありです!
まとめ
今回ご紹介した5作品の中だけでも、マーティン・スコセッシ監督とディカプリオがタッグを組んだ映画は3作品もありますが、これまでに何度もタッグを組んでいる二人には固い絆と信頼があります。
スコセッシ最新作「ルーズベルト(原題)」では8度目のタッグを組み、『レヴェナント』で初のオスカーを受賞したディカプリオが大統領に扮し、オスカー像を再び二人で狙うことになりました!
最新作も待ち遠しいですが、それまで筆者もNetflixでスコセッシ監督作を思う存分楽しんでおこうと思います。
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