Netflixで配信中の「HOMIE KEI チカーノになった日本人」は元ヤクザのKEIがアメリカの刑務所に収監されてメキシコ系ギャングと関わって人生が変わったというドキュメンタリー映画!
水面下で話題となっており、漫画化も進んでいる良作です。
そこで今回は「HOMIE KEI チカーノになった日本人」のあらすじや見どころをネタバレ少なめにレビューしていきます!
『HOMIE KEI チカーノになった日本人』のあらすじ
主人公のケイは1961年東京生まれ。父と母に捨てられ、劣悪な環境で育ちます。
中学生の頃にはすでに超問題児で、卒業後は極道の世界に飛び込むと大儲け。
薬物でガンガン稼ぐも、ハワイでFBIに捕まり米国の刑務所送りになります。
米国の刑務所には1~5のランクがあり、ランク5は超極悪な犯罪者ばかり。そんな場所に入れられたケイは世界の底辺を知ります。
しかしそんな地獄で出会ったのがメキシコ系ギャング「カチーノ」たち。
カチーノに触れたケイは彼らの家族や絆を大切にする精神に感銘をうけ、考え方が変わります。
服役後、日本に帰ってきたケイは、足を洗って…というのが大体のあらすじ。
ヤクザといえば、極悪人のイメージですが、古い時代のヤクザや現在のカチーノには、悪の一言では語りきれない男らしさがあふれているんだ!というお話です。
不良青年が更生する話はよくありますが、「HOMIE KEI チカーノになった日本人」はワールドワイドなストーリーが魅力です!
KEIの魅力
KEI(ケイ)さんは現在、日本に戻っており、外国人の奥さんや子供もいるそうです。
チカーノファッションを取り入れたアパレル店を経営する傍ら、DVや児童虐待の相談を受けるボランティア活動をしたりと社会に貢献できることに励んでいるのだとか。
それだけ聞くとかなり優しそうな男性ですが、アメリカの刑務所でメキシカンギャングとバチバチやりあってマブになったわけですから、超イカツい男です。
実際のメキシコ系ギャングのインタビューも交え、ケイの人生がいかに壮絶だったか、ギャングたちに「超パワフルな男だ!」と言わしめた人となりが本作の魅力。
極道社会やギャング、裏社会がどうのこうのというより、ダーティーで男らしい人間を知って活力をもらう・・・そんな作品だと思います。
まとめ
ということで「HOMIE KEI チカーノになった日本人」をまとめると・・・
- 元ヤクザがアメリカの刑務所でメキシコギャングとバチバチする話
- 実話であり、現在は更生して日本に戻っている(つまり生きている)
- ヤングチャンピオンで漫画化しており、大人気!
本作は全編で73分とかなり短いですが、内容はとても濃いです。
メキシコ系ギャングと孤高のヤクザの戦いやら友情を描いているので、ヤンキー漫画やヤクザ漫画が好きな人には超おすすめ!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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