Netflix(ネットフリックス)で配信中の『コーヒーが冷めないうちに』は、同名の小説を原作とした日本の映画です。
この原作小説は、2017年に本屋大賞にノミネートされていたので、読書好きの方なら気になっていたかたも多いはず。
そこで今回は『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します!
『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ
とある場所に、「フニクリフニクラ」という喫茶店がありました。時田数(有村架純)はそこで働いています。
この喫茶店には「ある席に座ると過去に戻れる」という噂がありました。
過去に戻るルールは「過去を変える事はできない。体験するだけ」、「決まった席でコーヒーを入れてから覚めるまでがタイムリミット。それまでにコーヒーを飲み干し、現実に戻ること」、の2つ。
まず最初に噂を聞きつけた、清川という女性が挑戦します。彼女の願いは「一週間前に幼馴染とお店に来た頃に戻して欲しい」というもの。幼馴染は今、ニューヨークにいるそうです。
願いが叶った清川ですが、幼馴染の心の内を知ることは出来ませんでした。しかし気持ちの整理がついた彼女は、みずから幼馴染に連絡することを決めます。
次に挑戦するのは、高竹という女性です。彼女は過去の夫に会いたいと考えています。高竹の夫は現在、アルツハイマーを患っており、彼女が妻だと認識出来ていません。高竹は、過去に戻り夫との思い出を再確認して・・・というのが大体のあらすじです。
この後も過去に戻る人が数人現れます。
『コーヒーが冷めないうちに』のみどころ
実は「フニクリフニクラ」のルール、「コーヒーが覚めるまでに飲み干し、現実に戻ること」というルールを破ると、二度と過去に戻れなくなります。
このルールを守れなかった女性がこそが時田数(有村架純)の母親…。
時田数に恋している大学生の新谷は、その事実に衝撃を受けます。
やがて数と付き合い始める新谷は、数と数の母を救おうと心に決めて…という展開からが本作の肝と言えるでしょう。
全体的にオムニバスストーリーのようですが、恋の悩みが多く、恋愛映画として見るのも良いかもしれません。
まとめ
ということで『コーヒーが冷めないうちに』をまとめると・・・
- 原作は同名の小説。2017年の本屋大賞にノミネート
- ヒロイン役は、有村架純
- ある喫茶店でコーヒーを飲むと、短い時間だけ過去に戻れる話
本作は、いわゆるタイムスリップものの映画ですが、世界の命運や誰かの命がかかっているといった重たい設定はありません。
視聴者との距離感がとても近い内容なので、「もし自分が過去に戻るなら…」という余韻をたっぷり残してくれます!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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