NETFLIX(ネットフリックス)で配信中の「ちょっと今から仕事やめてくる」はブラック企業を題材にしたヒューマンドラマです。
主演は工藤阿須加と福士蒼汰のイケメン二人ですが、ラブ要素はまったくなく、むしろミステリーにちかい内容となっています。
そこで今回は「ちょっと今から仕事やめてくる」のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
「ちょっと今から仕事やめてくる」のあらすじ
隆(演:工藤阿須加)はブラック企業に務める青年です。
しかも業績が悪いので上司の山上(演:吉田鋼太郎)には怒られまくり。残業は月150時間を超えていて身も心もクタクタです。
ある日、なんとか残業を終わらせての帰り道、ホームに飛び降りて自殺しようとするのですが、ヤマモト(演:福士蒼汰)となのる男に助けられます。
隆はヤマモトと仲良くなっていくうちに仕事への考え方もかわるのですが、何度も浮かび上がる会社の不平不満に、ついに退職を決意して・・・というのが大体のあらすじ。
鬼の残業生活をしたことがある人は「うっ…」となるような設定ですが、しっかりハッピーにおわるのでご安心を(笑)
本作には隆の同僚に黒木華が、ヤマモトの知り合いに小池栄子が登場しますが、どちらもヒロインではなく、隆とヤマモトの友情ヒストリーとなっています。
ヤマモトは誰なのか!
隆は最初、ヤマモトが誰なのか分かりませんが、ヤマモトは隆を知っている風です。
話を聞くと小学校の頃の同級生だというのですが、少し立つとそれが嘘だということがわかります。
本名を教えてもらって納得するのですが、それもどこかおかしい点があり・・・隆はずっと「ヤマモトは誰なのか」という点にも悩まされていきます。
◇原作:「ちょっと今から仕事やめてくる」(著:北川恵海)
実は原作の小説ではヤマモトが何者なのか、明確な答えもないまま終わってしまいます。
ところが映画版では、ヤマモトの正体がわかるようになっており、すっきりとエンディングを迎えられます。
原作ファンには賛否両論のある「ラストの書き換え」ですが、個人的にはアリかなと思いました。
ストーリーもより鮮明になっていますし、もしかしたら映画版のほうが好きな人も多いかもしれません。
「ちょっと今から仕事やめてくる」まとめ
ということで「ちょっと今から仕事やめてくる」をまとめると・・・
- 工藤阿須加と福士蒼汰のダブル主演
- ブラック企業に務める青年と謎の男の邂逅を描いたヒューマンドラマ
- 原作の小説とは違ったラストが用意されている
本作の監督は、「八日目の蟬」や「ソロモンの偽証」などで有名な成島出です。
この監督は演技指導が超厳しいことでも有名なので、ブラック企業を描くにはちょうどよかったのではないでしょうか!
ちなみにNETFLIXでは「八日目の蟬」と「ソロモンの偽証」、どちらも配信中なので気になる方はそちらも視聴してみると良いかも。
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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