Netflix(ネットフリックス)で配信中の『シライサン』は、小説家の乙一(おついち)が映画監督として制作したオリジナルのホラー映画です。
日本のホラー映画らしい作品なので、気になっていた方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は『シライサン』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『シライサン』のあらすじ
ある時、眼球が破裂した状態の死体が相次いで発見されるという事件がおきます。
大学生の春男の弟である和人も同じような死に方をしていて、春男は弟が何故死んだのか調べ始めました。
すると和人の友人だった香菜も同様の死に方をしていると知り、香菜の親友である瑞紀と出会います。
そして、和人と香菜はどちらも、突然なにかに怯え始め、突然眼球が破裂して死んだことがわかります。
また、和人と香菜の様子がおかしくなったのは、温泉旅行から帰ってきてからだとわかり、現地の旅館で調査を始めるのでした。
そこで知ったのは「シライサン」という会談話で、シライサンは大きな目をした怪人で、シライサンという名前を知ったものに近づいて殺してしまうのだそうです。
シライサンの名前を知ってしまった春男と瑞紀は、シライサンの呪いから逃れる方法を探しますが、関係者は次々とシライサンに殺されていって・・・というのが大体のあらすじです。
この作品は作者のオリジナル怪談であるため、元ネタがあるわけではないのですが、昔からあったような、しっくりくる恐ろしいお話となっています。
自分も呪われるのでは?と思わせてくれる
シライサンのターゲットになった人物は、眼球が破裂して死ぬことから、非常に恐ろしい遺体となります。
その死ぬ瞬間も非常に凄惨なので、ジャパニーズ・ホラーでありつつ、かなりグロテスクでもあります・・・。
また、この映画のポイントとして、シライサンは「自分の名前を知った人間を殺しに来る」ということが挙げられます。
つまり、この映画を見てしまった時点で、「自分の元にもシライサンが来るのでは?」という、恐怖感が出てきます。
このあたりが良く出来た作品で、見終わった後もしばらく怖い思いをすること請け合いです(笑)
『シライサン』まとめ
ということで『シライサン』をまとめると・・・
・小説家の乙一(おついち)が映画監督となって制作したホラー映画
・ストーリーは完全オリジナル
・心理的な怖さとグロテスクな怖さの両方がある
・見終わった後も怖い
2020年でもっとも怖い日本映画という触れ込みで人気の出た作品ですので、まだみていないホラー好きはネトフリで鑑賞してみてくださいね!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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