Netflix(ネットフリックス)では2018年に公開されたアメコミ映画『ヴェノム』が配信されています。
こちらの映画は単体でも楽しめるようになっていますが、原作的にはスパイダーマンの悪役であり、バックストーリーを知っておくとより楽しみやすいかと思います。
そこで今回は『ヴェノム』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『ヴェノム』のあらすじ
主人公のエディはサンフランシスコで記者として働いていました。
ある時ライフ財団と言う組織が非合法な実験を行っていると知り、恋人であり弁護士のアンのパソコンから情報を勝手に盗み見して、ライフ財団のCEO、カールトンに詰め寄ります。
しかしカールトンのほうが一枚上で、エディは会社をクビになり、アンにも振られてしまいます。
数カ月後、ライフ財団からの密告者ドーラの手引でライフ財団に侵入したエディですが、実験施設にあったのは、地球外生命体のシンビオートでした。
エディはシンビオートに寄生されてしまい、凶暴性が増した怪物ヴェノムになってしまいます。
カールトンはシンビオートがエディに移ったと考え、捉えようとするのですが・・・というのが大体のあらすじです。
ヴェノムとなったエディは強烈な空腹感をもっており、人を襲ってはまるごと食べてしまう凶悪なモンスターです。
エディは精神汚染に悩みますが、だんだんヴェノムと同じような性格になっていき…。
ちょっとホラー映画っぽいストーリーですが、悪徳企業ライフ財団に立ち向かっていくアクション映画として作られているので、とってもエキサイティングです(笑)
原作のヴェノム
原作のヴェノムはエディが寄生された理由がかなり違います。
エディは人気記者だったのに、自分が書いた連続殺人事件が誤報であったとスパイダーマンに暴かれ、職と家族を失います。
スパイダーマンを逆恨みしていたエディは、共生体(シンビオート)が眠っていた協会に偶然立ち寄り、寄生されてヴェノムとなってしまいます。
そのため、ヴェノムとなったエディは非常にスパイダーマンを恨んでいます。
スパイダーマンと同じようなフォルムをしていて、壁に張り付いたり、糸を出せたりと、ほぼ悪役バージョンのスパイダーマンして描かれていますが、
中身(?)のエディはスパイダーマンのピーターと違って、ムキムキのボディビルダー。したがって、スパイダーマンより怪力でパワーでは勝っているキャラクターです。
本作に置いて、スパイダーマンにたいする恨みは描かれていませんが、「スパイダーマン:ホームカミング」とは同じ世界を共有した作品として描かれているので、続編で「スパイダーマンVSヴェノム」みたいな映画が作られるかもしれませんね。
『ヴェノム』のまとめ
ということで『ヴェノム』をまとめると・・・
- ヴェノムは、原作ではスパイダーマンに登場する悪役
- 本作ではスパイダーマンとのつながりが薄い
- 本作では悪役ではなくダークヒーローとして描かれている
ヴェノムはマーベル・コミックのなかでも非常に人気度の高い悪役であり、続編のヴェノム2も製作が決まっています。
特にバッドマンなどのダークヒーロー好きにはおすすめなので、まだ視聴していない方は、ネットフリクスでチェックしてみてください!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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