ハンドレッド(THE100)はポストアポカリプス系のドラマシリーズの中でも特に人気の高い作品で、NETFLIXでは現在シーズン5が配信中です!
そこで今回はハンドレッドの何が面白いのか、なぜみんなハマっているのか、見どころをご紹介します。
ハンドレッドの魅力
ハンドレッドの大筋は、核攻撃により文明が崩壊してしまった地球に宇宙ステーション住まい(作中の呼称はアーク)だった少年少女100人が強制的に送られてしまうというサバイバル要素高めなSFドラマです。
石器時代のような暮らしをしている地球人と争ったり協力したり、仲間同士でもめたり、「リーダーは誰だ!」なんて争ったりします。
シーズン1では特に内輪の問題が顕著で、みんな問題ありで地球におくられた少年少女なので、喧嘩ばっかり。
個人的にはシーズン1の前半のノリだけだったら、かなりティーンズ向けのドラマだなと思います。
ところが話が進むにつれ、宇宙ステーション住まいの大人たちの権力争いや問題、地球が滅びてしまった謎の解明や、現地人同士のパワーバランスなど、どんどん話が複雑化します。
ハリウッドのティーンズ向けドラマは、恋愛とお着替えシーン(お色直し)が豊富なのが特徴ですが、恋愛エピソードはシーズンが進む程に控えめで、サブストーリー扱いになっていきます。
割とハードなSF&サバイバルなので、恋愛エピソードはそぎ落としていったのかもしれませんね。
ちなみに作中では現実の地名が殆ど登場しませんが、舞台はワシントンDC近くということになっています。(つまり北米の東海岸沿いですね!)
今日の敵、明日の味方
ハンドレッドの長所であり短所でもあるのは、敵味方がしょっちゅう入れ替わる事です。
味方だとおもった部族が敵になり、敵の部族が味方になったりは日常茶飯事で、善玉キャラと悪玉キャラもコロコロ変わります。
話の中心となる主人公のクラークもかなりワイルドで強引な女性として描かれており、時に冷徹な決断をもって、敵を切り捨てます。
ハラハラドキドキはいいのですが、ハンドレッドのシーズン3や4にもなってくると、どいつもこいつも裏切りそうだし、裏切っても驚きが無くなってきます
大人気キャラ!オクタヴィアの魅力
オクタヴィアはコロニー生まれの女の子で、物語の中心人物の一人、ベラミーの妹です。
100人の中でも早い段階で原住民と心を通わし、生活スタイルや態度はどんどん原住民化します!
シーズンが進むと、原住民たちも恐れる戦闘力高めの戦士へと成長し、兄便りのひ弱女子が心も体も屈強な最強女子に。戦闘力だけならクラークの上をいくかもしれません。
ウォーキングデッドでいうところのダリル(ボウガン使いのクールイケメン)みたいな印象で、主役を食う勢いで人気が加速しています(笑)
シーズン1からシーズン4までを通して考えた場合、最も成長(変貌)したのは彼女ではないでしょうか?
ハンドレッドのシーズン6はある?
現時点においてはラストシーズンの発表がされていないので、トラブルなどで打ち切りにならないかぎり、シーズン5で終わる事はないでしょう。
ただ、人気次第でいくらでも続けられる1話完結系のドラマとは違って、話の大筋が結末にむかって進んでいるので、シーズン7かシーズン8くらいがラストシーズンとなるのかもしれません。
(個人的にはかなり面白いドラマだと思っているので、どこかしらで大きなテコ入れをして、話の流れを大きく変え、延命させてほしいです)
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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