Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」は、ベルギーの漫画家エルジェの代表作「タンタンの冒険」が原作。
テレビアニメとしても有名ですが、数あるシリーズのうち、人気シリーズである『なぞのユニコーン号』『レッド・ラッカムの宝』『金のはさみのカニ』の三作品を原作とした映画です。
さらに原作は、フランス語で書かれた世界で最も有名な漫画とされているのです。
そんな作品を、あのスティーブン・スピルバーグが監督を務めた、CGアニメーションアドベンチャー映画なのです!
また、今作が世界中で大ヒットとなったのは、ある最新技術が使われていたことに秘密が隠されていたのです・・・
「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」ってどんな映画?
ある日、少年記者である主人公のタンタンは、ガラスケースの中に並べられていた“帆船の模型”に魅了され買ってしまうのですが、その直後から、見知らぬ者たちに追いかけられるハメになってしまうのです。
なんとその船は、17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶ったとされる“伝説のユニコーン号”で、さらに模型のマストには、ある暗号が隠されていたのです!
ダイナミックなカメラの動きによって、ひょんなことから始まった一人の少年の大冒険が映し出されます。
モーションキャプチャによる映像が魅力!
“人間や物体の動きを測定してコンピューターに取り込むことができる”モーションキャプチャは、様々な映画やスポーツ医療などにも使われています。
現在は、特殊メイクよりもモーションキャプチャを使用することが多いのではないでしょうか。
2011年「猿の惑星:創世記」では、俳優アンディ・サーキスが演じた“シーザー”を、モーションキャプチャによって、まるで人間であるかのような細かい表情を見事に再現しました。
指輪物語「ホビット」では、ドラマ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチが、言葉を話すドラゴン“スマウグ”を、モーションキャプチャのスーツを身に纏い、独特な動きや表情を再現しています。
また、大人気映画「 TED」に登場するクマの人形も、実は監督自身がモーションキャプチャによって実際に演じていたのです。
もちろん世界一ヒットした「アバター」もそうです。
そんな最新のVFX技術を使用して、今作ではアニメーションでありながら実施映画を観ているかのようにリアルな映像となっているのが魅力です!
「ボビット」シリーズ監督のピーター・ジャクソンも製作に!
スティーブン・スピルバーグに加え、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズで有名なピーター・ジャクソン監督が、今作の製作総指揮を務めており、数々のSF超大作映画を手掛けてきた二人がタッグを組んでいたのです。
実はジャクソンの作品は、モーションキャプチャを使用したものが多く、彼の手掛けた「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する“ゴラム”、「キング・コング」の“コング”は、モーションキャプチャの第一人者である、アンディ・サーキス(写真上)によって演じられているのです!
そんなベテランのサーキスが今作では、ハドック船長を演じており彼の表情にも大注目です。
まとめ
モーションキャプチャといった最新技術と偉大な二人の監督によって、CGアニメーションでしか描けない、“実写では不可能なダイナミックなアクション映像”が最大の魅力である作品です!
スピルバーグ監督が描いた、タンタンが繰り広げる大冒険は、まさにCGアニメーション版の「インディ・ジョーンズ」と言えます。
そんな「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」は、Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中のオススメ映画です。
新時代のCGアニメーションであり、タンタンとハドック船長との人間ドラマも魅力な今作は、きっと皆さんにもお楽しみいただけると思います!
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