「ザ・リング/リバース」はハリウッド版リングの3作目で、「ザ・リング」「ザ・リング2」に続く作品。
原作者の小説家鈴木光司の評価も高いので、ホラー映画ファンにはおすすめしたい映画です。
そこで今回は「ザ・リング/リバース」のあらすじやレビューをご紹介したいと思います。
ザ・リング/リバースのあらすじ
あるビデオをみると電話がかかってきて7日後に死ぬという噂があります。
そのビデオを見てしまったジュリアとホルトというカップルが、死にたくないという思いで、ビデオのルーツを探す旅にでるというお話です。
ザ・リングやザ・リング2と直接的な繋がりがある作品ではないので、本作から視聴しても問題ないかと思います!
リングの代名詞「貞子」のアメリカ版はサマラと言い、勿論例の蜘蛛歩きもするので、原作に通じるシーンをいくつも見つけることができるでしょう。
本作がアメリカで酷評されたワケ
「ザ・リング/リバース」は、アメリカでの評価がとても低い結果となりました。
ポイントは、ストーリーを一新したワケではなく、「リング」の物語を別の形で再現したという事。「話のオチもわかっているのに、見てられるか!」みたいなことですね(苦笑)
しかし日本人にしてみれば、そもそも邦版の「リング」があるので、ザ・リングシリーズ自体が焼き増し。あのリングをハリウッドがどう料理したのかという興味につきるとおもいます。
本作は原作者の鈴木光司が「最も原作に忠実で、最も怖い」と評価しており、リングファンならみておいて損はないかと思います。
あとはホラー演出が好きか嫌いかかで評価が分かれるでしょうが、個人的にはアメリカ版貞子ことサマラの動きがザ・リング史上一番エグかったような気がします。(笑)
「ザ・リング/リバース」まとめ
ということで「ザ・リング/リバース」をまとめると・・・
- アメリカ版リングの3作目
- ストーリーの繋がりはなく、リブート作品
- アメリカの評価は気にしないで良し
リングシリーズは邦画だけで8作(リング – らせん – リング2 – リング0 バースデイ – 貞子3D – 貞子3D2 – 貞子vs伽椰子 – 貞子)、洋画は3作品(ザ・リング – ザ・リング2 – ザ・リング/リバース)ある中々息の長い作品群です。
その中で本作は、わりと原作に身を寄せた良くも悪くも王道路線の作品なので、邦画の1作目「リング」が楽しめたなら、かなりオススメ。
一方でエキセントリックでぶっとんた新作リングを求めている場合はあまりおすすめできません。
ちなみにアメリカでは本作がコケた事と、本作推しだったパラマウント社の幹部が退社してしまったことで、続編が作られる可能性はかなり薄いらしいです(泣)
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
コメント