Netflixで配信中の『パウロ・愛と赦しの物語』は宗教要素が非常に強い映画です。
かなり評価されているなので気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は『パウロ・愛と赦しの物語』のあらすじや、知っておくべき前知識などをネタバレ少なめにご紹介します。
『パウロ・愛と赦しの物語』のあらすじ
紀元67年、ローマで大火事が発生します。時の皇帝ネロは、これがキリスト教徒の放火だと考え迫害し、首謀者としてパウロを捕らえ、死刑を宣告します。
そんな中、ルカはパウロの牢獄に訪れます。彼はパウロと共にイエスの教えを広めているキリスト教徒です。
ルカは毎日のように殺されていくキリスト教徒を考え心を痛めており、パウロと自分たちの考えや迷いを相談しあいます。
一方、牢獄の長官であるマルリティウスは、段々とパウロの言葉を信じるようになり、自分の宗教とキリスト教の考えの間で迷い、葛藤していきます。
はたしてパウロに待ち受ける運命とは、キリスト教徒はどうなるのか・・・というのが大体のあらすじです。
視聴前に知っておきたい実際の歴史・登場人物
作中でも語られていますが、元々パウロはキリスト教徒を迫害するユダヤ教徒でした。
しかし、いつしかキリスト教徒の考えに改宗していき、キリスト教徒となります。
史実上では、最後にはエルサレムで捕縛され、皇帝ネロの意向により刑死したとされています。
一方でルカについてはあまり情報が残っていないものの、医者にして画家であり、初めて聖母マリアを描いたものとしても知られています。一節によると生涯独身だったが84歳まで生きたと言われています。
ルカはイエスが存命である内からの使徒であり十二使徒の一人ですが、パウロはイエスの死後にキリスト教徒に改宗したため、イエスの直弟子ではありません。
この二人の立場は知っておくと、映画のストーリーがスッと入っていくでしょう。
まとめ
ということで『パウロ・愛と赦しの物語』をまとめると・・・
- 実在したキリスト教徒パウロとルカの物語
- キリスト教徒が迫害されていた時代であり、パウロは処刑寸前。
- パウロは元々、キリスト教徒を迫害するユダヤ教徒だった。
メル・ギブソンの宗教映画『パッション』でイエス役を演じたジム・カヴィーセルが、本作ではなんと、ルカを演じています(笑)
ちなみにパウロ役のジェームズ・フォークナーは、ゲーム・オブ・スローンズのランディル・ターリーを演じていました!
気になった方はぜひ、Netflixで確認してみてください!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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