Netflix をリビングにあるテレビで楽しみたいとき、どんなデバイスを使うのが良いのでしょうか?
もちろん、最近注目されている Netflix 対応の 4K テレビを家に置くことができれば最高ですが、予算や設置スペースの関係で難しい人が大半でしょう。まぁ、管理人もその部類にはいるのですが・・・。
管理人の自宅では、少し前の 32インチの Full HD 液晶テレビ (AQUOS、当時12万円ぐらいした)に Full HD ハイビジョン出力が可能な Full-HD が出力できる第3世代 Apple TV を用いて Netflix や Hulu を楽しんでいます。
しかし、新しく発売される第4世代 Apple TV がとても気になっております。Amazon からも Fire TV など、ライバル機が発表されていますが、管理人はこの新型 Apple TV が本命だと思っています。
そこで、今回は第4世代 Apple TV の魅力について語ってみたいと思います。
題して、「新型 Apple TV がリビングルームを制覇する3つの理由」です。
新型Apple TV は何が革新的なのか?
Apple はテレビを再定義する
iPhone の発表時、当時のCEOであった Steve Jobs は、「電話を再定義する」と述べました。先日行われた発表会において、現CEOである Tim Cook が第4世代のApple TVを発表したとき、「テレビの将来はアプリである」(“The future of TV is Apps”) と表現し、テレビの再定義を行うことを宣言しました。
Tim Cook は次のようにも言っています。
すでにモバイルデバイスで行われているように、全てのコンテンツはアプリを通して消費されるようになるだろう。
これを実現するために、Apple が考えた方策が
- 強力なハードウェア (Powerful hardware)
- 先進的なオペレーティングシステム (Modern OS)
- 新しいユーザー体験 (New user experience )
- 開発ツールの提供 (Developer tools)
- アップストア (App Store)の実現
で、これらを実現したものが、まさしく第4世代の Apple TV なんです。
では、この新しい Apple TV で何がどう変わるのでしょうか? 未来のテレビを少し垣間見てみましょう。
どうでしょうか? アプリで拡張可能なテレビと Siri というパーソナルアシスタンスの組み合わせは、まさしく未来のテレビと言っても過言ではありませんね。
もちろん 、Siriは日本語にも対応しています。
Siri によるコンテンツの検索機能が凄い
第4世代 Apple TV では、ついにサービス間でのコンテンツの「串刺し検索」が可能となりました。
これまで、Netflix なら Netflix の中で、Hulu なら Hulu の中でしかコンテンツの検索ができませんでした。
これだと、たとえば 映画 “Star Wars”シリーズを見たいと思っても、どのサービスで見れるか分からないとき、一つ一つのサービスで検索する必要があったわけです。
しかし、新型Apple TV では Siri によるプラットフォーム間での横断的な検索が可能となったんです。どういうことかって?
たとえば、
スターウォーズの最新作が見たい
という風にリモコンに語りかけると、複数の動画サービスを検索して、どこで見られるかを教えてくれるんですよ。これ、凄いですよね!!
こんな感じでコンテンツを探せるんですよ。
新型 Apple TV 発表時には, iTunes、 Netflix、 Hulu、HBO、Showtime の 5つのサービスに対応してとのことですが、今後、間違いなく他のサービスも対応してくると思います。例えば、Amazon プライムビデオ、U-NEXTなんかも横断的に検索できると、もっともっと便利になるでしょうね!
AV Watch の記事によると、日本語による検索性は現時点では「あと一歩」みたいですが、それでも十分活用できそうな感じですし、OSやアプリのバージョンアップによって改善が期待できます。
このあたりの柔軟性と拡張性が「テレビの将来はアプリになる」という本当の意味なんだと思います。
Apple TV は真の意味でのハブになる!?
番組を見ること以外にリビングのテレビで何をしたいのか? そう聞かれたらやっぱりこう答えるでしょう。ゲームであると!
もちろん、Wii や Playstation などのコンソールゲーム機を持っているならそれも有りでしょう。でも、新型 Apple TV があれば、わざわざゲーム機を買わなくても、いろんなゲームで遊べるようになるんですよ。
Apple TV の OS である tvOS は、iPhone や iPad 用の iOS 9や、 Mac用の OS X El Captain と中核は同じ構成になっていて、アプリの移植が行いやすいので、Apple TV で動作するアプリはこれから続々と出てくると思います。
もちろん、マルチタッチが出来ないなど、デバイス毎にユーザーインターフェイスは変える必要があるので、そのままApple TV に持ってくるという訳にはいきませんが、わりと簡単にアプリを移植することができると思います。
特に、ファミリーで遊べるようなゲームタイトルが今後たくさん出てくるんじゃないかな? 新しいリモコン「Siri Remote」 は明らかに任天堂の Wii スティックの影響を受けていると思いますし、同様の体験ができるアプリがたくさん出てくるのでは無いでしょうか。
そのほかにも、Apple TV は優秀なゲーム機になれるという予測もあって、これから Apple TV はかなり熱いと思いますよ!
Apple TV が家族を結びつける「ハブ」の役割を担うようになるのかもしれませんね!
本ブログの主宰者で管理人。Netflix が日本に進出する前から非公認ファンブログとして(勝手に) Netflix を応援してます(笑) Netflix はもちろん大好きですが、目的に応じて複数のSVODサービスを使い分けしています。(使い分けのコツはこちら)目下の悩みは、みたい作品がありすぎること!
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