Netflix(ネットフリックス)で配信中の『空母いぶき』は、沈黙の艦隊などで有名な「かわぐちかいじ」が原作者となる国内映画です。
出演俳優が豪華なこともあって、2019年公開当時はかなり話題になった映画です。
そこで今回は、『空母いぶき』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『空母いぶき』のあらすじ
12月、日本の初島付近に国籍不明の船団が出現し、巡視船のくろしお乗組員全員を拘束して、初島に上陸されてしまいます。
この事態に総理大臣や官房長官、防衛大臣などは緊急招集され、小笠原諸島で訓練航海中の航空機搭載型護衛艦いぶき、護衛艦あしたか、いそかせ、はつゆき、しらゆき、潜水艦はやしおは事態の解決をするべく、初島に向かいます。
そしていぶきを中心とする日本の船団と謎の船団は戦うこととなり、アメリカやロシア、イギリス、フランスの潜水艦も様子をうかがっていて・・・というのが大体のあらすじです。
ざっくりといえば、自衛隊しかいない日本が本当に敵国に襲われた時どうするのか、同盟国の反応はどうなるのかなどをリアルに想像したような内容となっています。
いぶきの艦長を西島秀俊、副長を佐々木蔵之介が演じており、その他にも佐藤浩市や中井貴一、高嶋政宏、玉置浩二、市原隼人など著名な俳優陣が出演している点でも見ごたえがあるでしょう!
モデルとなった事件
『空母いぶき』のモデルとなったのは、中国による尖閣諸島事件です。
尖閣諸島に上陸した中国人が、ここは日本の領土を主張し、海上保安庁と衝突。中国政府が空母艦隊を向かわせ威嚇射撃し、上陸者を引き渡すことになりました。
『空母いぶき』に登場する架空の総理大臣は、この経験からアメリカに頼らず日本の空母で海域を守ろうという「ペガソス計画」をすすめ、尖閣諸島事件の1年後に新型護衛艦「いぶき」が就役したという流れがあって・・・本作の映画に繋がっていきます。
なかなかリアリティのある設定ですよね・・・。
ちなみに原作は全13巻で2019年12月に完結しています。
まとめ
ということで『空母いぶき』をまとめると・・・
- 原作は同名の漫画
- 原作者は沈黙の艦隊などで有名なかわぐちかいじ
- 西島秀俊や佐々木蔵之介など著名な俳優が沢山出演している
割とリアルな日本の軍事もの映画ですが、別に軍事ヲタクでなくても楽しめる映画だと思います。
「もし、日本が中国に攻められたらどうなるんだろう?」というような緊迫感だけでかなりドキドキして観られるでしょう。
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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