ネットフリックス(Netflix)で配信中の『アイリッシュマン』は、実在した殺し屋を主人公にマフィアの世界を描いだハードボイルドな映画です。
ロバート・デ・ニーロ&マーティン・スコセッシの超大物コンビで製作されたことや、世界最大の映画賞「アカデミー賞」(通称・オスカー)において2020年の作品賞としてノミネートされたこともあり、話題が沸騰中の作品です!
そこで今回は『アイリッシュマン』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します!
『アイリッシュマン』のあらすじ
1950年代フィラデルフィア、フランク(ロバート・デ・ニーロ)はトラックの運転手をして生計をたてていました。
実際には、運んでいる貨物をマフィアに横流してお金を得ている側面もあり、この事がバレて訴えられてしまいます。
この事件は有能なマフィアのお抱え弁護士により無罪となりましたが、この事がキッカケでバッファリーノファミリーのボス、ラッセルと親密な関係になり、マフィアお抱えのトラック運転手へと鞍替えをします。
そしてラッセルは、フランクにトラック運転手組合の委員長ホッファ(アル・パチーノ)を紹介されます。
ラッセルがホッファと仲良くなったのもつかの間、ホッファは組合の年金積立に手を出した罪で逮捕され、マフィアと運転手組合の両方から厄介者扱いされてしまうようになります。
果たしてフランクは、ホッファとどう付き合っていくべきか・・・というのが大体のあらすじです。
トラック野郎が殺し屋に
ロバート・デ・ニーロ演じるフランクは、マフィアとか変わったことでトラック運転手兼殺し屋として活動し始めます。
この時代、第二次世界大戦が終わったばかりのアメリカは波乱の時代です。ロシアとの冷戦が始まり、ケネディは暗殺され、ベトナムでは戦争が泥沼化、国土は麻薬に溺れています。
そのため、フランクがマフィアの殺し屋であるといっても、それなりの人情と覚悟があっての人生であり、チャラチャラしているわけではありません。
フランクにとって災難なのは、自分の罪を無罪にしてくれたマフィアのボス「ラッセル」と、仕事を通じて親友となった「ホッファ」の間に溝が出来てしまったという事。
ホッファを活かすも殺すもフランクの心次第になってしまいます。
・・・こんな泥臭いマフィアの生活をロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが演じているわけですから、つまらないわけがないですね(笑)
まとめ
ということで『アイリッシュマン』をまとめると・・・
- ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが出演するマフィア映画
- 監督は「ギャング・オブ・ニューヨーク」や「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ
- ロバート・デ・ニーロがトラックドライバー兼殺し屋として大活躍
アイリッシュマンは実話を元にした50年代~70年代アメリカの伝説の殺し屋にスポットをあてた骨太なマフィア映画です。
かっこよくてダーティーな男の生きざまを見たいなら是非ごらんになってみてください!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
コメント