NETFLIX(ネットフリックス)で配信中の「グッドナイト・マミー」は、オーストリアで作られた低予算ながら評価の高いホラー映画です。
突然化け物をだして驚かせたり、スプラッタで脅かすタイプではなく、ストーリーでしっかりと魅せていくタイプなので、ジワジワと怖くなっていくのがポイント。
そこで今回は「グッドナイト・マミー」のあらすじやみどころをネタバレ少なめにレビューしていきたいとおもいます。
「グッドナイト・マミー」のあらすじ
オーストリアの田舎にある一軒家にエリアスとルーカスという双子の男の子がいました。
彼らはテレビ番組の司会者をしている母の帰りを待っています。
母が帰ってくると、顔は包帯がぐるぐる巻きでなんだか生気がありません。食事や飲み物も子供一人分しか用意してくれなくて、エリアスとルーカスは不思議におもいます。
しかも母は「寝ている時は邪魔をするな」「来客は全て断れ」「日光は浴びたくない」など不可思議な命令ばかりをします。
そこでエリアスとルーカスは考えました。「もしかしたら、母は別人なのかもしれない」
その後も母の態度はおかしく、母を信じられなくなった兄弟たちは・・・というのが大体のあらすじ。
本作にはファンタジー要素(実在しない化け物や魔法、呪いなど)は一切なく、実際にあってもおかしくない要素と仕掛けのみで構成されたホラー映画であり、その事がかえって恐怖感を煽ってきます。
母は偽物なのか?兄弟はどうなるのか?
本作を序盤から怖がらせるのは、やはり包帯がぐるぐる巻の母親です。
たとえば物語の序盤では、母の部屋から物音がしてエリアスが確認しにいくシーンがあります。
すると母は包帯をとって皮膚にクリーム(?)を塗っているようですが、しっかりと確認できません。
しかし、鏡の中を覗くと、母の目は真っ赤になっていて、まるで化け物のようです・・・。
一方で子どもたちも、ちょっと気味の悪い趣味をもっています。
実は部屋の水槽でゴキブリをたくさん飼っています(!)しかもそのゴキブリを使ってお母さんを脅かそうとしたりと、なかなか演出がエグいです。
次第に観客にとっては、母親どころか家族ひっくるめて奇妙にみえてくるところからが本番で、最後には驚きの結末が待っています。
まとめ
ということで「グッドナイト・マミー」をまとめると…
- オーストリア産の低予算ながら評価の高いホラー映画
- 突然化け物を出したり、スプラッタで怖がらせるタイプではない。ストーリーが肝
- ホラー度は、わりとハード。
この作品はファンタジー要素がないのにかなりハードなホラー映画となっています。個人的にはソウシリーズや羊たちの沈黙シリーズのほうが怖くないかも。。
ホラー映画が大好きだ!というひとにオススメな作品です!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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