Netflix(ネットフリックス)で配信中の『武士の一分』は木村拓哉が主演する時代劇ドラマです。
当時、松竹が配給する映画としては最高の興行収入を記録するほど大ヒットした映画であり、気になっていた人も多いハズ。
そこで今回は『武士の一分』のあらすじや見どころをネタバレ少なめにレビューしていきます。
『武士の一分』のあらすじ
幕末時代、、海坂藩主の毒見役であった侍、新之丞(木村拓哉)は、藩主を狙った毒殺未遂により、失明してしまいます。
盲目となった新之丞は妻の加世が海坂番頭の島田に体を売って我が家の生計を立てているという噂を聴き、加世と離縁します。
しかし同僚から加世は島田に騙されて利用されていると聴き及び、島田に果し合いを申し込みます。
新之丞は盲目であるデメリットを克服すべく、師匠の元を訪れて修行するのですが・・・というのが大体のあらすじです。
要は盲目となった侍が妻を手篭めにした男に復讐せんと果し合いをするというお話となっていて、次から次へと人を斬っていくようなチャンバラアクション映画ではありません。
どちらかというとストーリー重視で、非常にドラマチックな作品です。
監督は「男はつらいよ」シリーズで有名な山田洋次で、原作は藤沢周平の時代小説「盲目剣谺返し」。
山田洋次監督は本作より前に同じく藤沢周平の時代小説を原作とする『たそがれ清兵衛』と『隠し剣 鬼の爪』を発表しており、時代劇三部作の完結編となっています。
木村拓哉の時代劇
本作公開当時、まだ30代前半だった木村拓哉はイケメン芸能人として人気絶頂の頃でしたが、本作は決してアイドル映画としてヒットしたわけではなく、人情の趣が強い時代劇として高評価を得ました。
山田洋次監督も彼を主役として非常に高く評価しており、本作を見ると「木村拓哉ってやっぱりスターなんだな」と思い知らされるかも。
決闘シーンは1回のみですが、こちらも見応えバッチリなので、121分ある映画が一瞬でおわってしまったかのように感じるでしょう。
『武士の一分』のまとめ
ということで『武士の一分』をまとめると・・・
- 山田洋次監督の時代劇映画
- 主演は木村拓哉
- 興行収入40億円超えの大ヒット作品
『武士の一分』は、山田洋次監督の時代劇3部作完結編と言われていますが、前作、前々作(たそがれ清兵衛と隠し剣 鬼の爪)とは全く繋がりがなく、単に原作者が一緒というだけです。
そのため、本作だけ視聴しても全く問題有りません。もし、本作品が気になるのであれば、安心してネットフリックスで楽しんでみてくださいね!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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