クオリティーの高い作品を次々と世に送り出すNetflixオリジナル作品。
3月12日には、SFスリラー『アナイアレイション』がついに解禁しました!
なんと主演は、『レオン』『ブラック・スワン』で有名なナタリー・ポートマン!
謎多き“エリアX”には一体何が潜んでいるのか…?
そんな本作の魅力をたっぷりご紹介します。
「アナイアレイション」ってどんな映画?
主人公のレナ(ナタリー・ポートマン)は元アメリカ陸軍兵士で、現在は生物学教授として働いています。
ある日、行き先を告げずにある場所へ派遣された後、1年以上行方不明となっていた夫のケインが突然現れるのですが、体調が激変して病院へ搬送します。
しかし、その後2人は政府組織に強制拘束されてしまい、過去に夫は【エリアX(別名:シマー)】と呼ばれる領域への探索調査に派遣されており、唯一の生還者であったことを知ります。
そんな彼女が危険な探検に自ら志願し、心理学者、人類学者、測量技師などの優秀な女性学者たちと共に領域内部へと向かうことに…。
映画『エクスマキナ』で世界が認めた映像の魔術師!
本作でメガホンを取ったのは、SFスリラー『エクスマキナ(2015年)』で監督デビューを果たした脚本家・プロデューサーで、同作で「アカデミー賞・視覚効果賞」を受賞した視覚効果の達人アレックス・ガーランド。
『アナイアレイション』のどこがスゴいのかと聞かれたら…誰もが間違いなく映像の美しさを賞賛するでしょう。
中でもガーランド監督が映し出す“光のトリック”が圧巻!
発光体のように空中を浮遊する光や、シマーと呼ばれる薄紫色の境界線、宇宙空間を映し出すかのような物体や燃え盛る炎など…目に飛び込んでくる一つ一つがとにかく美しく再現されています!
謎多き未知の領域【エリアX】に終始ワクワク!!
本作の舞台となる謎の領域【エリアX】(別名“シマー”)には、生態系が異様な変化を遂げたものが数多く存在しており、今まで体験したことのないワクワクする要素がたくさん散りばめられています!
・ある生き物と同じ歯の作りをしているワニ
・角に花が咲いている草食動物
・人間そっくりの形に成長を遂げた草花、etc
このように独自に変化していった謎の生態系がまだまだ存在していますが、エリアXでは生態系だけに限らず、現実世界では考えられないような出来事が頻発しますので、そちらはぜひ本編でお楽しみください!
本作の見どころとは!?
本作最大の魅力は、「一つの作品で様々な要素が楽しめる」ということです!
まずはじめに本作のジャンルとなっている【スリラー(ホラー)】要素ですが、これはホラー好きの方が観ても文句なしのクオリティーと言えます。
少しずつ正体を明かしていく描写や“それ”が現れた時の衝撃、詳しくは書けませんが、「実は〇〇が〇〇していた」というさらなる衝撃があったりと…とにかく腰を抜かしてしまうほど恐ろしいバイオホラーに仕上がっています!
また、スリラー要素がメインの作品という訳ではなく…
・謎多き領域内で次から次へと深まっていく【ミステリー】
・広大な森林の中で繰り広げる【サバイバル・アドベンチャー】
・驚愕の事実が待ち受けている【どんでん返し】
・独自の世界観を放っている上質な【SF要素】
このような誰が観ても楽しめる面白要素を一気に味わうことができてしまいます!
気になる「アナイアレイション」の続編は!?
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「アナイアレイション」はジェフ・ヴァンダミアによる3部作の小説(サザーン・リーチ)を原作としています。
本作『全滅領域』の他にも『監視機構』、『世界受容』と続編があるので、映画化した本作との違いを読み比べたい方や、弾2弾・弾3弾ではどんなストーリーが待っているのか気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
映画続編の情報はまだ出ておりませんが、再びガーランド監督が次回作のメガホンを取る可能性は十分にあると言えるのではないでしょうか。
まとめ
全体を通して少々難しいストーリーで、観終わった後には物語を熟考する必要があるとも言われておりますが、“幻想的な世界観や鮮やかな光からなる視覚的驚きを体験したい”という理由だけでも十分に観る価値があると言えるでしょう!
ここまでクオリティーの高い作品がゴロゴロしているNetflixに慣れてしまうと、映画館に行く機会も少なくなってしまいそうですね(笑)
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