映画を観て思いっきり笑いたい方には、やはりおバカコメディが一番!
特に『ディザスター・ムービー おバカは地球を救う!』や『ほぼ300』などのようなコメディ満載のパロディ映画は誰が観てもお楽しみいただける作品です。
そこで今回ご紹介する作品は、Netflix(ネットフリックス)で配信中の「最凶女装計画」です。
様々なホラーをパロディ化した映画『最終絶叫計画』を彷彿とさせるような邦題ですが、もちろん本作にも数々のパロディが盛り込まれております!
お宝発掘とも言うべきそんな本作の魅力をご紹介したいと思います。
ラズベリー賞にノミネートするも興行収入は1億ドル越え!?
「最凶女装計画」は、2004年にアメリカで公開された映画で日本では劇場非公開となっていた作品なのですが、アメリカではあまりのおバカっぷりとくだらなさに、最低映画賞とも呼ばれる“ゴールデンラズベリー賞”に様々な部門がノミネートするほど。
しかし、映画評論家などから批判的な批評を受けていても視聴者のハートはしっかりと掴んでいたようで、全米での興行収入は7000万ドル以上、世界では1億ドル以上を売り上げるほどの人気ぶりだったのです!
「最凶女装計画」ってどんな映画?
主人公のケビン&マーカス・コープランド兄弟はFBI捜査官。
ですが、何度も失態を繰り返してばかりでクビ寸前であるダメダメ捜査官だったのです。
そんな二人が上司から最後のチャンスで言い渡されたのは、超わがままセレブ嬢姉妹を誘拐から護衛するという、誰もやりたがらない任務でした。
すっかり乗り気になった兄弟でしたが、またしてもやらかしてしまい警護中セレブ姉妹の顔に怪我を負わせてしまったことで、なんと二人が女装してセレブ嬢に成り済ますことに!
果たしてコープランド兄弟は任務を無事に遂行することができるのか・・・というおバカストーリーになっております。
女装しているのはマルチな才能を持った黒人俳優!
本作のメガホンを取ったのは、『最終絶叫計画』シリーズで知られるキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ監督。
そして、本作に主演し劇中に女装した姿でおバカっぷりと素晴らしい演技力を魅せている二人の俳優は、実はキーネン監督の実の息子である、ショーン・ウェイアンズとマーロン・ウェイアンズ。
二人は『最終絶叫計画』にも出演しておりましたが、まさに本作はウェイアンズ一家が仕掛けた傑作パロディだったのです!
また彼ら兄弟が凄いのは演技力だけではなく、キーネン監督が手掛ける様々な作品の脚本を務めていたり、製作に携わっていたりと多才ぶりを見せていることです。
『最凶赤ちゃん計画』にも、そんなウェイアンズ兄弟が主演しているので気になった方はぜひチェックしてみて下さい!
ちょっと下品で下ネタ炸裂のおバカトーク!
「こんな女装では絶対にバレちゃうでしょ!」と誰もが思う中、なぜか周りの人にはバレておらず数々の男たちに言い寄られてしまうのは、元の容姿が整っているから?それとも男たちに見る目がないのか?(笑)
それはさておき、コープランドを演じるウェイアンズ兄弟はコメディアンとして活躍している実の兄弟がいるだけあって、笑いのセンスとアメリカンジョークを交えた凄まじいトーク力にはとにかく圧巻でついつい呑み込まれてしまいそうになります!
お下劣度は『ムービー43』ほどではありませんが、こういったジャンルがお好きな方には十分に楽しんでいただけるかと思います。
まとめ
おバカ炸裂映画ですが、意外とストーリーがしっかりとしているところや、役者のピカイチな演技力も魅力的です。
Netflix(ネットフリックス)には、本作「最凶女装計画」を含め『最終絶叫計画』シリーズなど様々なパロディ映画が配信されているのでぜひチェックしてみて下さい!
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