何を隠そう、Netflix(ネットフリックス)にはホラー作品がこれでもかというくらい豊富に配信されています。
しかも、単にホラー作品を寄せ集めただけではなく、「そうそう、この映画もう一度観たかったんだよね」というような良作映画をしっかりと厳選した上で配信しているようにも感じます!
ところで、あなたは「1408号室」というホラー映画をご存知ですか?
スティーブン・キング原作映画はとにかくハズレがありませんが、この作品もまさに「これこれ!」というような作品です。
今回は、そんな本作の魅力をご紹介したいと思います。
スティーブン・キング原作の戦慄ホラー!
傑作ホラー『シャイニング』、感動の脱獄ドラマ『ショーシャンクの空に』、大ヒットドラマ『アンダー・ザ・ドーム』・・・
スティーブン・キングの原作を映画化・ドラマ化した作品はどれも間違いなく大ヒットしてしまいますよね。
誰もが一度はキング原作の映画を観たことがあるのではないでしょうか。
そんな彼の作品を映画化した本作も、数日間のオープニング記録がキング原作映画の中で歴代No.1という大ヒットを飛ばすほど!!
では、「1408号室」のストーリーを簡単にご紹介いたします。
「1408号室」っどんな映画?
主人公のマイクは、娘を亡くしてから非現実的なことを一切信じれなくなってしまっているオカルト作家。
さらにプライベートでは妻と離婚寸前の危機に陥っています。
ある日、そんなマイクの元にニューヨークのとあるホテルから一通の手紙が届くのですが、そこに書かれていたのは「絶対に1408号室に入ってはいけない」という、オカルト作家の好奇心を掻き立てるような内容でした。
その後、“1408号室に宿泊した56人の客が全員1時間以内に死亡している”という驚愕の事実を知るも、マイクは支配人の忠告を聞かずに1408号室に踏み込んでしまい・・・
一体マイクはどうなってしまうのか!?というようなストーリーです。
カメレオン俳優ジョン・キューザックがまたしてもハマり役!
本作の主人公マイクを演じるのは、89年の名作ラブロマンス『セイ・エニシング』や、ローランド・エメリッヒ監督のディザスタームービー『2012』などに主演するジョン・キューザック。
『2012』で演じた“売れない作家”や『フローズン・グラウンド』で演じた“殺人鬼”、そのほかにも“冴えない父親”や“オタクっぽい科学者”など、ニコラス・ケイジのようにどんな役柄もハマってしまいますよね。
そんな彼が本作で演じる、ちょっぴりダメ男感が漂うマイク・エンズリンも見事に熱演しております!
容赦無く襲いかかるノンストップ・パニックスリラー!
大半の舞台となる“1408号室”はある意味でシチュエーション・ホラーとも言えますが、さすがはスティーブン・キング。
“一つの部屋の中”で描く恐怖というのはやはり限界がありますが、部屋から飛び出した世界を映し出しているかのようなダークファンタジーな世界観すらも感じさせるほど、視聴者が全く飽きない構造になっているのです!
原作はまだ読んでおりませんが、本作はスティーブン・キング原作映画の中でも、最も“忠実かつリアル”に再現されているそうです。
独創的かつ想像力が無限大である彼の頭の中は一体どうなっているんでしょうね(笑)
また、「やっと部屋を抜け出せた!」と安心できたと思ったら、一気に恐ろしい現実に振りも戻されてしまう“絶望感”や、1408号室を包み込んでる“恐怖や先の読めない展開”が何重にもなっていることも、スリリングで魅力的です!
1408号室の深みへと嵌っていくマイクが徐々に狂っていく様も非常にリアルで、ベテラン俳優のキューザックだからこそ表現できる演技と言えます。
Netflixで絶賛配信中ですので、ぜひ一度ご覧になってみては?
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