空想の世界が現実に!?「なりすましアサシン」がスカッと超オモシロイ

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11月の頭あたりから、頻繁にNetflixで宣伝されていた「なりすましアサシン」。勝手に広告動画が再生されて「もう、このメタボのおっちゃん見飽きたよ!」とげんなりしていた人も多いでしょう。私を含めて。

実際に配信が始まり、試しに視聴して見たらこれが当たりの映画でした。

今回は「なりすましアサシン」の魅力をババーッと紹介します。ババーッと。

「なりすましアサシン」のあらすじ

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サム・ラーソンは冴えないサラリーマン。趣味で執筆していた小説が、編集者の目に止まり電子出版することに。小説は瞬く間にヒットしたのですが、サムに無断で暗殺者の自叙伝として出版されていました。

サムを伝説の殺し屋「ゴースト」だと勘違いしたベネズエラのテロリストに誘拐されてしまいます。テロの首謀者エル・トロに大統領暗殺を命じられたサム。なんとか逃げ出そうと警察に駆け込むものの、ベネズエラを牛耳る犯罪者マソビッチの息がかかった警察に捕らわれてしまい、ピンチに陥ったところ謎の美女に救われて…。

日常から非日常へ。愛すべき巻き込まれ型ヒーロー

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この映画のタイトルは邦題で「なりすましアサシン」ですが、サムは決してなりすましていません。自分はゴーストではない、と弁明を続けても信用されず巨大な陰謀に巻き込まれて行きます。

空想の世界では困難なミッションをこなすサムも、現実は小心者の作家。上司にいびられ、編集者に振り回されるだけの彼の哀愁がヒーロー像に結びつくことはありません。

しかし、空想の力は時に現実の自分を飛び越えてより大きなパワーの源になることがあります。

スポーツ選手は自分の成功する姿を想像することで、本来の力以上(あるいは眠っていた力)を発揮することがあるそうです。無論、積み重ねた練習に裏付けされるものですから、誰かれもが実力以上の力を出せるわけではありませんが。

サムは小説を愛し、知識を蓄え、作家として登場人物に息吹を吹き込むために様々な努力をしているでしょう。

情けない姿が目立つサムも、いつしか自分の置かれた境遇を受け入れて自分の力で状況を打破しようとします。

小説と自分をリンクさせ、華麗にアクションをこなすのは物語の終盤。それまで悲観的だったサムが自分の足で踏み出し、巨大な敵に立ち向かう姿はヒーローものに欠かせないカタルシスを感じます。

またサムの情けない姿が続く中でも、決して退屈しないようコメディやサム以外の激しいアクションが散りばめられており、大変スカッとする作品でした。

いつしか彼がカッコよく見えてくるから、不思議ですね。

ゴーストの正体は?悪人たちの末路は?

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劇中におけるゴーストは、もちろんサムのことではありません。その正体は物語の終盤まで包み隠されていますが、大抵の視聴者は薄々誰か感づくでしょう。

サムを利用しようとした悪人たちも、しっかりと罰を受けます。今では珍しくなった勧善懲悪の物語ですが、やはり明確で気持ちのいいものですね。よく一時間半でまとめたなぁ、と思います。

きっちりと映画内で綺麗にまとまり、誰もが楽しめる「なりすましアサシン」はNetflixオリジナル作品の中でも超オススメの一作です。

スカッとしたい人は是非視聴してみてください。