実はリメイク作品ではなかった!?「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」と大ヒット同名作品との違いを徹底解析!

先日、『パニック・マーケット』のレビュー記事を執筆致しましたが、月に一度はモンスター・パニック映画”を観たくなってしまうほどパニック映画好きの著者でありますが、皆さんはNetflix(ネットフリックス)で配信されている「赤いサンゴ礁 オープン・ウォーター」という映画をご存知ですか?

2011年に公開された本作で監督を務めるのは、オーストラリアのアンドリュー・トラウキ監督。

彼を知ったきっかけは、本作の前に手掛け同じくパニック映画の『ブラック・ウォーター』という作品で、実はどちらの作品も実際に起きた事件を基に製作されているのです!

数あるサメ系パニック映画の中でも人気の高いそんな本作の魅力をご紹介したいと思います。

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「赤いサンゴ礁 オープン・ウォーター」ってどんな映画?

舞台は、誰もが一度は行ってみたいと憧れるオーストラリアの“グレートバリアリーフ”。そして青い空と海に美しいサンゴ礁。

アンドリュー・トラウキ監督の前作『ブラック・ウォーター』では、クロコダイルとのパニック劇が描かれてましたが、本作はサメに襲われるパニック映画となっております。

あらすじとしては、バカンスを楽しみに来た5人の男女が、クルーズやスキューバダイビングを楽しんでいたところ、滅多に人が来ないような穴場で彼らが乗った豪華ヨットが暗礁に激突して転覆してしまいます。

彼らが生き延びるためには、近くの島までひたすら泳ぐ他ならなかったのですが、実はそこはホホジロザメの世界有数の巣窟で、無事に生還できるのか・・・という実話に基づくお話です。

『オープン・ウォーター(2003)』との違いは?

オーストラリア製作の本作品 (原題The Reef)に対して、2003年に公開された『オープン・ウォーター』(原題Open Water)はアメリカ映画となっており、サンダンス映画祭でも高い評価を得た作品で、こちらの作品の方がどちらかというと認知度も高く『オープン・ウォーター2』という続編映画も製作されております。

そして、原題からもお分かりいた頂けるように2作品は”全くの別”ものなのです!日本で付けられたタイトルがややこしかったため誤解を生んでしまったのではないかと思います。

また、2つの作品はサメに襲われることや海という舞台設定は同じですが、作品の軸やストーリーは全く違うものになっているため、どちらを観て頂いても存分にお楽しみいただける内容になっております!

本作の見どころとは?

アメリカ版『オープン・ウォーター』では、危険が潜む海で誰の手も借りれずに極限状態で漂流していく中、生還の見込みがほとんどないと言えるほど絶望感に包まれた“キャストたちのドラマ”をメインに描いた作品でした。

しかし、本作は“サメの脅威”をメインに描いた作品と言えます!

陸地や足場、安全な場所なども近くになく無防備となった人間たちをサメが一人、また一人と容赦無く襲い掛かり、「これほどまでにサメとのパニック劇を恐ろしく描いた映画はあっただろうか」と思ってしまったほどの緊迫感でした。

まさにサメの脅威は、”スプラッター映画に出てくるサイコキラー”そのものです。

しかし、前作にも言えることですが、トラウキ監督の作品はそんな極限下の中でパニック劇をこれでもかというほど描きながらも、“助かる手段を模索し、最後まで生きる希望を捨てない”という前向きな描写があることも魅力です!

まとめ

アンドリュー・トラウキ監督は、スプラッターやパニック映画を得意とする監督なので、そういったジャンルがお好きな人にはぜひご覧になって頂きたい作品です。

ちなみ『ブラック・ウォーター』の撮影に使われたクロコダイルはCGではなく実際に海に放った本物というのも驚きです!

Netflix(ネットフリックス)は「赤いサンゴ礁 オープン・ウォーター」を絶賛配信中です。

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