叩け!叩け!叩けええ!映画『セッション』衝撃のラスト10分を見逃すな!

あなたは、学生時代にどんな部活に所属していましたか?

筆者は中学~高校と陸上部だったんですが、当時はまだ「ハングリー精神」がまかり通っていた時代。

真夏の炎天下でも普通に練習するし、「練習中は水を飲むな!」が当たり前でした。

今だと体罰にあたるんですかねえ…20年くらい前の話ですが、すごい時代でしたね。

学生時代の苦い青春を思い出したところで、さらに心を病む?劇薬をぶっかけたいと思います(笑)

今回ご紹介するのは、Netflixで配信中の映画『セッション』です。

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『セッション』ってどんな映画?

名門音楽学校でドラムを叩くニーマン(マイルズ・テラー)は、カリスマ教授フレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドに参加することになる。音楽界でも名の知れた指導者に選ばれ喜ぶニーマンだったが、フレッチャーの常軌を逸した指導は、ニーマンの身体と精神を徐々に蝕んでいく。はたしてこの異様なスパルタ教育に、ニーマンはついていけるのだろうか…

監督は、わずか28歳でこの映画を作り上げたデイミアン・チャゼル。J.K.シモンズがその年のアカデミー賞助演男優賞を獲得したのをはじめ、3部門で受賞したことでも話題となりました。

『セッション』を鑑賞した人のほとんどが思うことでしょう。

「これは音楽の名を借りた格闘技だ」と!

最初の数秒で感じる「なんかすごい映画がはじまるぞ」

映画のレビューを書くのにこんな言葉を使っていいのかわかりませんが…

この映画には言葉で表せないレベルの、圧倒的な迫力があります。

映画を観た後に「何かよくわからんかったけど、すげえもん観た」って感想を持つことってあるじゃないですか。まさにあれです(笑)

それはこの映画の最初の数秒で、すでに漂ってきます。

「なんか異様な映画が始まったぞ…」という、先が観たいような観たくないような、ワクワクとドキドキ。

それと同時に、逃げ出したくなるような、画面から伝わってくる「圧」。

なかなかないですよ。主人公と同じように、「とんでもないことがはじまる」という期待と不安と恍惚を同時に味わえる映画は。

ラスト10分間の衝撃をくらえ!

少々乱暴な見出しになりましたが(笑)。

いやいや、本当にそうなんですよ。

公開当時の宣伝コピーにもなりましたが、この映画のラスト10分は呆然とするくらいに圧倒されます。

あなたも同じように感じるはずです。「これがこの映画の答えか!すごすぎるぞ!」と。

もう予測不可能すぎるラストなんですよ。

だから、乱暴な言い方になるんですけど「くらえ!」と言うのが一番正しいオススメの仕方かなと(笑)

だれもが圧倒された衝撃のラスト。

まだ『セッション』を観ていない方にもぜひ、「食らって」ほしいですね!

まとめ

この映画で描かれるニーマンとフレッチャーの関係は、虐待にも見えるし、師弟愛にも見えるし、感情むき出しの殴り合いにも見える。

自分の経験に照らし合わせても面白いでしょうし、歪な関係を覗き見る間隔も楽しいでしょう。

とにかく観た後は、びっしょり汗をかくほど体力を使うことは間違いありません(笑)

ぜひNetflixで大傑作『セッション』をお楽しみください!

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