80年代のSFコメディ最高峰!『ゴースト・バスターズ』はなぜ魅力的なのか。

主題曲のイントロを聴くだけで、その映画の名シーンが頭に浮かぶ…

そんな思い入れのある映画、誰にでもひとつはありますよね~

『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など、往年の名作を思い浮かべる人もいるかと思います。

筆者にとっては1984年に公開された『ゴーストバスターズ』が、印象的なテーマ曲で思い浮かべる映画のひとつ。

でも『ゴーストバスターズ』の素晴らしさはテーマ曲だけじゃないんですよ!

今回は、現在Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中、不朽の名作『ゴーストバスターズ』の、あなたが知らない魅力をたっぷりと語りたいと思います!

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『ゴーストバスターズ』が公開された1984年はどんな年だったのか

『ゴーストバスターズ』の魅力を知るには、1980年代のアメリカについて語らなければなりません。

1980年台前半のアメリカ。そして映画の舞台となったニューヨークは、当時まさに”世界で一番イケてる場所”でした。

30年前の日本はバブル全盛期。いわゆる「経済大国日本」だったわけですが、それでもアメ車ブームに代表されるように、アメリカへの憧れは強かったようです。

そんな時代に、日本でも公開された『ゴーストバスターズ』はもちろん大ヒット。有名なロゴの人気もあって、グッズもバカ売れ。30年経ってリブート版が公開されるなど、根強い人気は健在です!

『ゴーストバスターズ』は、なぜ素晴らしいのか

そんな”イケてる”ニューヨークを舞台に、当時のアメリカで第一線級のコメディアンたちが、70年台後半からの『スター・ウォーズ』や『E.T』などの大ヒットで、圧倒的な人気を確立していたSF映画のジャンルで、アドリブに次ぐアドリブを連発し、本気の大人の悪ふざけをやってのけたのが『ゴーストバスターズ』なのです。

…面白くないわけがないですよね!

アメリカのトップコメディアンたちが演じたバスターズチームも、それぞれが個性的で魅力的。

とくにダン・エイクロイドが演じたバスターズチームのひとり、レイモンド博士のオトボケ顔とボンクラぶりは、愛すべきキャラクターのひとりです。

ただ、はっきり言って、映画本編にはゆるいところもあります。詰めが甘いと思えるとこもなくはないです。

けれども、先ほどから書いてきたような「イケてるアメリカ感」と、コメディアンたちの素晴らしい演技のアンサンブルと、最後に登場する「あいつ」のインパクトが、その甘いところをすべて帳消しにするインパクトを持っているんです。

「あいつ」の正体は、ぜひ映画本編で確認してみてくださいね!

はみ出し者たちがNYのヒーローになる爽快感!

『ゴースト・バスターズ』は、ニューヨークに現れた巨大霊的エネルギー「破壊神ゴーザ」に対し、超常現象研究家のヴェンクマン博士(ビル・マーレイ)、スタンツ博士(ダン・エイクロイド)、スペングラー博士(ハロルド・ライミス)と、高給目当てで加入したウィンストン(アーニー・ハドソン)が幽霊退治の専門家「ゴースト・バスターズ」として立ち向かうお話です。

これだけなら、よくあるヒーローもの映画なんですが、面白いのはヒーロー側の「ゴースト・バスターズ」が、みんな世間のはみ出し者だというところ。

幽霊の研究者なんて、大学の中では日陰の存在ですよね。それに、後から加わるウィンストンも、強い意志を持ってメンバーになるかと思いきや、お金が目当て(笑)

なので、最初はみんな足並みが揃わないし、どこかイロモノとして扱われ、新聞のネタ記事されてしまうんです。

でも、ニューヨーク警察でも破壊神ゴーザに歯が立たず、いよいよ街が支配されてしまうピンチに、ゴースト・バスターズの4人は本気で敵に立ち向かうことを決意します。

ニューヨーク市民の声援を背に受けて、ゴーザに立ち向かう4人のかっこよさたるや!!

映画『ゴースト・バスターズ』はただのSFコメディにとどまらない、はみ出し者だって、やるときはやる。その姿は何よりもカッコイイ!という、まるで背中を押されるような熱いメッセージがこめられているんです。

まとめ

記事の冒頭に書いたように、テーマ曲が流れる瞬間も『ゴースバスターズ』の魅力のひとつ。劇中で曲がかかったときの、えも言われぬワクワク感は異常です(笑)

現在Netflix(ネットフリックス)で配信中の『ゴーストバスターズ』、ご自宅でのんびり映画を観たいときにおすすめの一本です!

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