勇気がもらえるカンフー映画「ドラゴン・キングダム」

旅、成長、仲間、そして勇気の物語

ドラゴン・キングダム
いじめられっ子がヒョンなことから異世界へと迷い込み、実は導かれし者とか選ばれし者でその世界を救うというストーリーは、正直やり尽くされたというか皆さん満腹なのではないでしょうか?

それでもこの手のコンテンツが作り続けられる理由はただ一つです。

なんだかんだ言って好きなんだもん(爆)

異世界に迷い込んだ主人公は旅をはじめ、人々を救ったり道中で修行したり、目的をちょっと外れて恋したりするのがお決まりパターンですよね。

もちろん、ドラゴン・キングダムも御多分に洩れず、抑えるところを抑えたカンフー版ネバーエンディングストーリーといったところでしょうか。

本格的なカンフーアクションが楽しめる本作ですが、主人公はなんとアメリカ人の高校生。

カンフーオタクの冴えない白人はお呼びじゃねーんだよ!と、ジャッキー・チェンやジェット・リーで目の肥えた視聴者の食いつきは悪いかもしれません。

とりあえずNetflixで再生してみてください。両方出てますから。

ジャッキーとリーが脇役という超豪華仕様

ドラゴン・キングダム

カンフー映画スターと呼べる俳優はそう多くありません。

現役ならジャッキー・チェンとジェット・リー以外はあまり日本人に認知されていないんじゃないでしょうか。

まだまだ居るよ!とおっしゃる気持ちはわかりますが、初デートで女の子を映画に誘う時を想像してください。

「ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演する映画見に行こうよ!」

「ドニー・イェンとサモ・ハン・キンポーが共演する映画を見に行こうよ!」

いや絶対前者の方が食いつきがいいでしょう。

まぁ、初デートでカンフー映画に誘うような男は問題があると思いますけど・・・。

しかもこの二人、劇中でしっかりと拳を交えるんですよ!

ジャッキーは往年の酔拳を使い、ジェット・リーは棒術や布を使ったアクションでぶつかります。

この対決シーン、結構長いんですが見てても全然飽きません。

今となってはジェット・リーが病気のため実現しない夢の激突はカンフー映画史に残すべき映像だと思います。本当に。

息をするようにハッピーエンド

ドラゴン・キングダム

最後は元凶である将軍を倒し、無事に自分の世界に戻った主人公。

もちろん襲いかかるいじめっ子を返り討ちにするだけの力を蓄えているので、キレッキレのアクションでぶっ飛ばします。

予定調和すぎる結末ですが、むしろそれ以外どうやって話をまとめるんだって話です。

旅の仲間と苦楽を共にし、掴み取った努力の成果。素晴らしいですね。

家族で見ても満足できる作品です。

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