子供から大人まで楽しめる「アドベンチャー・イン・アフリカ」実は大人に訴えかける〇〇問題がテーマだった!

ドイツ映画といえば、Netflix(ネットフリックス)で配信しているF1実話感動ヒューマンドラマ『ラッシュ プライドと友情』のマイケル・ブリュールが主演を務めた『グッバイ、レーニン!』や、実在した監獄実験が基となった『エクスペリメント』のオリジナル版『エス』などが有名ですが、日本では劇場公開されていなかったドイツのCGアニメーション映画「アドベンチャー・イン・アフリカ」という作品をご存知ですか?

本作は大人から子供までお楽しみいただける上、ファミリー映画としては打って付けの作品なのです!

さらに、観るべきなのは子供だけではなかった!?

今回は、そんな本作の魅力をご紹介したいと思います。

世界中に愛された人気作家の児童文学が原作!

本作は『ふたりのロッテ』や、学生たちが様々な事件を解決していく物語『飛ぶ教室』の著者としても世界的に知られる、エーリヒ・ケストナーの児童文学『どうぶつ会議』がモチーフとなっています。

『飛ぶ教室』は、ドイツでは多数映画化されるほどの人気で、日本でも2003年に劇場公開されました。

原作となる『どうぶつ会議』は単なる児童向けの作品ではなく、著者ケストナーが動物たちを通して“壮大で皮肉一杯に社会へのメッセージを描いた”作品でもあるのです!

「アドベンチャー・イン・アフリカ」ってどんな映画?

舞台は、南アフリカに面する広大なカラハリ砂漠。

本作の主人公は『ライオンキング』のティモンのように愛嬌のあるミーアキャットのビリー。

カラカラに乾いた砂漠では、“水”は何よりも大切です。

ある日、そんな動物たちは山から水が全く流れてこなくなってしまったことによって大ピンチ!

ビリーはライオンのスクラテスや、カンガルーのトビー、カメ夫妻やニワトリのチャールズたちと共に“水を探す旅”に出ます。

地球温暖化よって北極から流されてきたホッキョクグマなどの異国の動物たちも加わり、その先で動物たちが目にしたものは・・・人間によって水がせき止められてしまっている巨大なダム。

そこで初めて開かれたのが『どうぶつ会議』。

そんな“ダム反対”のスローガンを掲げたビリーや様々な動物たちが、人間たちに好き勝手させまいと立ち上がっていくストーリーです。

動物たちを通して環境問題を訴えた映画!

第二次世界大戦直後に描かれた原作の方では『反戦』がテーマとなっておりますが、映画化された本作のテーマは、『環境問題』。

自己中心的な人間たちが自分たちの利益のためにダム建設など環境破壊を続けていることに対して、動物たちが『どうぶつ会議』を開き、「自分(動物)たちの住処でもある地球は人間だけのものではない」と立ち上がります。

個性的なキャラクターたちを通して、現代における環境問題を訴えている点は非常に魅力的に感じました!

キンダー・フィルムで最優秀作品賞受賞!

本作は、“世界最大の子ども映画祭”キンダー・フィルム・フェスティバルで、『最優秀作品賞』『キンダー・フィルム観客賞』を受賞しました!

映画を通して、子どもや子育てに励む親たちに向けて様々なメッセージを届けているキンダー・フィルム・フェスティバルでこのような賞を受賞している本作は、世界共通で大人から子供まで楽しめる作品です。

ディズニーやドリームワークスのCGアニメーションと比べると、少しストーリーがシンプルにも感じますが、『環境問題』がテーマとなる本作を通して私たち大人も様々なことを考えさせられる作品となるのではないでしょうか。

また、登場する様々な動物のキャラクターたちは、『マダガスカル』のように愛嬌のある可愛いデザインで描かれていることも魅力です!

まとめ

本作品は、Netflixで絶賛配信中。

その他にも『バード・ストーリー』や『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』など数多くのCGアニメーションが配信されておりますので、良かったらチェックしてみてください!